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下田中城跡


登城日:(2005.11.20)
所在地: 三田市下田中
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
現在は水田となっている下田中城  下田中城は、池田貞正の息子、三郎五郎が有馬郡田中に築いたのが始まりとされている。永正四年(1507)の細川政元暗殺を発端として大きくなっていった細川家の抗争は細川澄元と細川高国との争いとなった。翌五年には澄元方の池田貞正が池田城にて命を落とした。
 高国方の河原林正頼、池田民部丞、塩川孫太郎らは池田三郎五郎が拠る下田中城を夜襲したが、事前に情報が漏れていたために返り討ちにあった。この功により池田三郎五郎は澄元より豊島郡を与えられることとなった。

『三田市史』三田市刊参照

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資料
 

私見
 下田中城跡とされる場所は、現在の神明寺のすぐ東側に位置する水田あたりとなっています。現在は武庫川の右岸にあたりますが、昔の武庫川は神明寺を含む一帯をぐるりと取り巻くように蛇行するように流れていたそうです。すでに遺構は残ることはないですが、かつては武庫川が天然の水堀として利用されていたことなんでしょうね。
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