高篠城跡

　高篠城の詳細は不明である。

 

　県道２０号線を美嚢川沿いに北上していく途中で高篠の集落へ入るために右折します。すぐ南に下冷泉家の細川館があります。道なりに東進し、右手側の山をまきながら傾斜をあがっていきます。すると目の前に大きなライスセンターがでてきますから、右折してライスセンターへ向かいます。その直前のスペースに無理やり路駐すると、ライスセンターから見て西側の山上が高篠城跡になります。
　地図でみますと西側からのアプローチが楽そうでしたが、実は東側からは神社への参道を維持するためか草も刈られていて、藪こぎしなくても山上にあがることができました。城域は神社の社が建つところから少し北東方面となります。ですので神社からは藪こぎです。とはいえそんなにひどい藪じゃなかったので、尾根東側に土塁状のものがあるとされる地表も確認できました。この地点もまわりの木がなければかなり見晴らしのいいロケーションになっていただろうなと思います。中世の城館跡らしいですが、明確な遺構は削平地（いつの頃のかは不明ですが）と、土塁と見える土盛があるだけでした。