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和田代官所跡登城日:(2005.04.03) 所在地: 丹波市山南町和田北側112 |
歴史 |
和田は慶長三年(1598)柏原藩織田家の所領であったが、天和二年(1682)に水野忠増(鶴牧藩水野家初代)の所領となった。この時の所領は信濃で五千石、丹波国氷上郡で二千石。享保二十年(1735)にはさらに加増され、氷上、天田、船井の3郡で七千石を賜った。(この時安房国で八千石領有し、合計一万五千石)。そしてこの和田に代官所を置いたのである。
『山南町文化財のすがた』参照
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資料 |
私見 |
岩尾城跡の南麓にある和田集落、そのあたりに鶴牧藩の代官所があったそうです。鶴牧藩は関西では馴染みが薄いですが、現在の千葉県市原市あたりになります。遺構としてはかつての石垣や掘が残っているとのことであたりをぶらついてみました。 ありました。民家の敷地となっていますが、かつての堀跡らしき名残りと石垣がよく残っています。しかし、ここまで民家に利用されているのを見ると「ほんとかな?」という気持ちになりますね。
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