Check |
仲村城跡登城日:(2008.01.13) 所在地: 善通寺市中村町、景政神社 |
歴史 |
仲村城は元暦(平安後期)、源氏に属していた行司貞房の居城であったと「讃州府誌」に記されています。 鎌倉時代になると、この郡司の館は濠を深く、土堤を高くして二町四方の平城に整備されました。 昔はこの付近の中心的な存在でしたが、戦国時代に甲山城が構築されると廃城となりました。 現在でも土塁・濠の一部が残っています。 『仲村城跡案内板』より
|
資料 |
【地図を表示する】
|
私見 |
田圃のなかに土塁が残されていると遠めにも見て取れる仲村城は景政神社の境内となっている部分を中心に存在していました。神社内にあるのが東北隅の土塁のようで折れ曲がっているのが確認できます。また南へ目を向けますと鬱蒼とした藪の中にも土塁跡を感じさせてくれます。どうやらこちらは南東隅の土塁跡のようです。さらに土塁のすぐ外側を内濠が作られていたようで、現在も水路として面影を残してくれていました。 大部分は宅地化、また田圃となってしまっていますが城跡としては十分その姿を把握できますので、いいお城だと思います。
|