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芝山城跡登城日:(2008.01.13) 所在地: 高松市香西北町、芝山神社 |
歴史 |
◆芝山 芝山は、海に浮かんだ小島でした。もと小島の東側は約30メートルの断崖で、ウバメガシが密生しているところから、芝山と呼ばれています。 瀬戸内海に臨むこの地へは、かつて海防のために香西氏が出城を構えたこともありました。天正年間、芝山城のつわものたちがたむろした山も、現在は、芝山海浜公園として多くの人が訪れます。 ◆芝山天狗伝説 昔から白峰山の天狗相模坊と八栗山の天狗中将坊は、仲間同志でお互に行ったり来たりしていた。ある日、白峰の相楽坊天狗が八栗の中将坊天狗のところへ飛んでいく途中、芝山の上空で突然大風にあをられて芝山へ落ちてきたそうな。天狗は風がやむのを待ったため腰かけて休憩したそうな。 その時、腰かけた岩を天狗岩と言ったそうだがどの岩が天狗岩か知っている人は今はいない。こんな事があってからは、白峰の天狗は芝山の上空を飛ぶときは芝山で一休みしていたそうな。 八栗の天狗は一ツはまの金の下駄をはいてチャリンチャリンと鳴して歩いていたと言うそうな。芝山にも天狗が棲んでいたと伝えられている。ある夜、沖で投網を打っていた猟師が芝山から天狗が飛ぶのを見たと言ういい伝えがあるそうな。この様ないい伝えが天狗伝説として芝山には昔からのこされています。 ◆芝山城跡 勝賀城主香西氏の出城の一つで、芝山の頂上にありました。 『芝山城跡案内板』より
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資料 |
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私見 |
海浜公園となっている芝山の頂上に芝山城がありました。かつては僅かに陸地と繋がる島のようであったということですが、今はその風情は無くなっているように感じます。 麓に2台ほど停められる駐車場があり、道路に面して「6芝山城跡」の石碑が置かれています。この数字は市内の史跡番号かなにかでしょうか。こういうのを見るとリストが欲しくなる癖が付いてしまってます(^^;。 階段を登りつめると芝山神社があり、その奥の平坦地である芝山中央が城の主郭跡だったようです。案内板に”土塀”とありますが、これって土塁の間違いじゃないのでしょうかねぇ・・・。でもあったんでしょうねぇ土塀。 それはさておき、海への眺望もかつてはよかったでしょうし、また勝賀城方面へは今でも見通しがきく、格好の要害だったでしょうね。ただ妙に動物臭い匂いが漂ってたのですが、東麓奥になにか飼われてるのでしょうか。
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