![]() |
![]() |
Check
![]() |
![]() |
蓮池城跡登城日:(2008.07.26) 所在地: 土佐市蓮池、城山公園 |
歴史 | ![]() ![]() 建久三年(1192)藤原国信が居城して大平氏を名乗り、広大な勢力圏を形成し、文化面でもすぐれた活躍をした。 天文十五年(1546)幡多一条氏が東進し、大平氏を滅ぼし、一条氏の番城となったが、弘治三年(1557)には本山氏が一条氏を撃退して城を奪った。 永禄三年(1560)長宗我部氏と本山氏の争いが起り、これを機に一条氏が城を奪回した。永禄十二年(1569)弘岡城主吉良親貞が一条氏を追い、その子親実が城主となったが、長宗我部盛親の継嗣問題で元親の逆鱗に触れ、親実は自刃し、こうして400年余、戦国武将が興亡を繰り返してきた蓮池城の歴史は、幕を閉じた。 この神社は蓮池権頭家綱卿を祀る。嘉応二年(1170)平氏の家臣近藤家綱が平氏荘園の守護として蓮池城を創建し蓮池姓を名乗った。善政により権頭に任ぜられた後越知町柴折に刺客の手に倒れ遊行寺に葬られた。以来八百数年に御霊を故山に迎えたものである。 『蓮池城跡案内板』より
|
資料 |
【地図を表示する】
|
私見 | ![]() ![]() さて現在の蓮池城は城跡公園となっていますので、かなりの改変が入っていることと思います。とはいえ、高台から見下ろした景色はまさに城跡というか、尾根上に伸びた平場(公園化されてますが)や急な崖とその下にも郭跡を思わせる地形が自然とわくわくさせてくれますよ。パンダの置物や砂場も気になりません(笑)。公園化されているのにこのワクワク感はなんでしょうね。春には桜が咲き乱れる市民の憩いの場所でもある蓮池城、現在にうまくとけこみつつも、城跡としての風格を残しているなといった印象を受けました。相当な戦乱をくぐりぬけてきた蓮池城だからなんでしょうかねぇ。
|