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取手山砦

取手山砦跡


登城日:(2008.05.03)
所在地: 鳥羽市鳥羽1丁目
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
鳥羽湾を見下ろす場所にある取手山砦跡  取手山砦の詳細は不明であるが、永正年間に橘次郎宗忠によって築城されたとされる。橘氏は保元、平治の頃より鳥羽城に在していた。のちに伊勢国司北畠材親に属するようになると志摩2郡を領することとなり「鳥羽殿」と呼ばれるようになる。宗忠は鳥羽湾を通行する船から関銭を徴収するために監視のためにこの取手山砦を築城したのではないだろうか。

『三重の中世城館』三重県教育委員会刊参照

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資料
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私見
取手山砦跡から見下ろした鳥羽湾  取手山砦があったとされる場所は、鳥羽湾を一望できる標高50メートルの山上にありました。日和山は鳥羽の豪商である広野氏により「広楽園」という公園がつくられたが、現在もその公園の碑が残っています。また、鳥羽駅を見下ろすこの地にエレベータもつくられ、絶景を楽しまれていたようです。城跡としての遺構は残ってないようですが、それでもかつての眺望は現在も楽しむことができます。
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