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古市城跡
登城日:(2005.02.26)
所在地: 奈良市古市町、東市小学校他
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
小学校グラウンド南西隅にある城址碑  古市城がいつ頃築城されたのか詳細は不明のようだが、文安元年(1444)頃、古市胤仙が越智氏と結び、筒井氏と争っていたころから文献に登場している。この地の土豪から次第に台頭するようになった古市氏は胤仙の子胤栄、さらにその弟の澄胤の台になって奈良検断職に就き大和守護代に匹敵する地位を築くようになる。
   やがて明応六年(1497)には筒井氏が盛り返してくるようになると、澄胤は山中に逃げ延び城は破却されてしまった。

『日本城郭体系10』新人物往来社刊参照

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資料
 

私見
小学校が建つ高台から南を望む  日本城郭体系の「古市城要図」を見ると全盛期の古市城の広大さをうかがい知ることができます。そのつもりで城跡に向かうとそのギャップに驚かされますので要注意です。
 城の中心部を南北に分断するように道路が走っており、本丸跡とされる地点には小学校が建っています。かなり破壊されているとは思いますが、小学校のある高台や南側斜面もかつての面影を残していることでしょうね。小学校のグラウンド南西隅に城址碑が置かれているのでこれだけは忘れず写真に納めないといけませんよ(笑)。
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