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今井環濠跡登城日:(2012.10.21) 所在地: 橿原市今井町 |
歴史 | ![]() ![]() 同三年、本願寺は織田信長に降伏、今井も降伏を許され、その際に土居構を崩し、矢倉を壊すこととなった。 『日本城郭体系』新人物往来社刊参照 ![]() ![]() 整備は一部、今西家所有地を借地して水害を防ぐための遊水池機能と防火のための貯水機能をもち、かつ、環濠のイメージを生かした公園として行いました。発掘調査で検出された石積を修復するとともに、既存の樹木を残すように努めました。 『現地案内板』より
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資料 |
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私見 | ![]() ![]() 南門跡には外に丸く膨らんだ馬出し状の堀と土塁が再現されており、城郭造りの雰囲気がよく出ていますね。そしてさらに西へと歩いていきますと、現在も水を湛えた堀が見えてきます。明らかに堀跡とわかるものが二重構造を持っています。そこを春日神社を南から西へと周りこむようにして歩いていくと、西側にも二重の堀があったことに気づきます。よく見るとどうやら南側は三重堀のようですね!この辺りの現状は城好きには堪りません。それぞれの堀の幅こそ短いですが、堅牢な環濠集落としての様相をうかがい知ることができたように感じます。 また、往時の範囲を確認しますと、外郭線のラインが直線ばかりでなく張り出した部分や横矢が効いているところもあり、なかなか考えられた構造であったようですね。落ち着いた建造物と、城郭造りの構造を想像しながら街歩きをする。今井はそんな楽しみが出来るいいお城ですね。
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