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芝村陣屋跡登城日:(2012.09.21) 所在地: 桜井市芝 |
歴史 | 戒重織田家の七代藩主輔宣の時代に、戒重から芝に陣屋を移した。寛保二年(1744)のことである。総面積は約8ヘクタールに及び、北の弁天池を防備の一郭に取り込み、周囲に濠と土塁をめぐらした。上街道に面した西門を入れれば大手筋で、他に南と北に入口があった。現在織田小学校前の広場、石垣、土塀の一部が、当時のおもかげを残している。 『芝村陣屋跡案内板』より
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資料 |
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私見 |
芝村陣屋は、現在織田小学校となっていますので、迷わずに辿り着けました。織田信長の弟である、長益(有楽斉)の家系で、戒重織田家の七代藩主輔宣が築造した陣屋跡が、そのまんま織田小学校という名前で残っているのは素敵ですね。小学校正面にある石垣も遺構のようですが、分かりやすくていいですね。小学校の中に入らなくても済みますし(^^;。 しかし、小学校から100メートルくらい南へ歩いていきますと、水堀跡であることがよくわかる池が残っていますので、城域内を歩いているんだと納得させられます。また、西方400メートルほどの距離にある慶田寺には、陣屋の表門が移築現存していますので、こちらも合わせてチェック。お手軽な平城攻めでしたが、意外と遺構が残っていますので達成感はそこそこありますね。
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