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十市城跡
登城日:(2012.09.21)
所在地: 橿原市十市町
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【歴史】
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【資料】
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【私見】
歴史
十市城の詳細は、よく分かっていない。字名で伝わる城垣内の約70メートル四方の微高地を中心に、その外側に外郭があったと考えられている。永享の乱前後に居館から二町四方の城郭へと発達し、最盛期であった十市遠忠の頃には城下の集落を含んだ総構えの大規模な平城として発達したのであろうと見られている。
その後、松永久秀が入国するや、松永、筒井の争いの中で翻弄され、やがて天正四年(1576)に織田信長の家臣塙小七郎、原田備中守らに接収された。
『日本城郭体系』新人物往来社刊参照
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資料
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私見
周囲の田んぼの中に柑橘系の果実が実る畑がありました。その中に「十市城之跡」と刻まれた立派な石碑が置かれています。ただそれだけなので、城跡の雰囲気を楽しむのはかなり難易度が高い状態ではあります。しかし私には、あの龍王山城を築いた十市氏の平城がここだったのかぁと感慨深いものもありました。
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