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石山城跡 登城日:(2003.07.26) 所在地: 岡山市丸の内二丁目 |
歴史 |
現存する岡山城跡は戦国乱世の備前国を統一した宇喜多直家の子の秀家が天正十八年(1590)から慶長二年(1597)にかけて築城した城郭を中心にしてその後の城主の小早川秀秋・池田忠継・池田忠雄の増改築を経て寛永年間初期(1620年代)に完成したものである。完成時の岡山城は本丸を中心にして二の丸・三の丸がミナミから西に広がる梯郭式の縄張りであったが、本丸と二の丸内屋敷の曲輪の一部を遺して市街地に埋没してしまっている。
この説明板を設置している周りを石垣で固めた郭は二の丸内屋敷の曲輪の中心的な郭をなしているが、絵図には櫓などの本格的な城郭建築物が描かれてなくどのように使われていたかは不明である。この郭は直家が元亀年間(1570−73)に築城した石山城の本丸の位置にあたると伝えられ、旧本丸跡と称されている。 明治維新後、この地に池田家の祖廟が設けられていたが、先年移転された。 『石山城跡案内板』より
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資料 |
私見 |
岡山城の天守を眺めながら今回は石山公園からNHK、榊原病院あたりを歩いてみました。市街地となりながらも、石垣がうまく現代に融合した形で存在しているのを見るのはたまらない趣を感じてしまいます。
そんな中、榊原病院の入り口脇に「宇喜多氏以前 岡山城本丸跡」と彫られた石碑が建てられており、脇には説明板がありました。一応、岡山城とは別ものの石山城跡としてカウントしてみました(^^; なお、南側地元の放送局の駐車場からは数メートルの高さにもなる石垣を拝むことができますが、これも同時期のものなんでしょうか。 それにしても、ここって国の指定史跡なんですね。ほとんど誰も来ないような気がします。もったいないことです。
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