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田原城跡
登城日:(2005.02.26)
所在地: 四條畷市大字上田原
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
主郭脇にある大堀切  田原城は田原対馬守某が築城し、三好氏の飯盛山城の大和方面の支城として存在していたようである。田原氏や同城の運命も三好氏同様に没落し、城は天正年間(1573〜92)に廃城となった。

『日本城郭体系12』新人物往来社刊参照

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資料
 

私見
主郭にある土塁跡  田原城は比高30メートルほどの小高い山の上にありました。月泉寺の駐車場か、北側のスペースに車を停めることができます。城域には北側の小川上に架けられた橋を越えて踏み入っていきます。すぐ左上の高まりが主郭ですがそこに至るためには深い堀切を歩かされることになります。右手にはニの郭があり、左右両側から狙われつつ掘底を進むのは大変です。また、コンクリートで固められた井戸があり現在も利用されているようですが、実はこの井戸自体は当時からあったものなんですね。今でも水が出るのかと驚きでした。
ニの郭  さて、南側の見晴らしがいいところから左に折れると主郭です。現在は住吉神社が祀られていますが、社の西側には土塁がよく残っています。城郭体系に載っている縄張り図と比較すると城の規模はかなり縮小してしまってはいますが、それでも現在残されている部分だけでも十分その迫力が伝わってきますね。
 二の郭跡は竹林となっていますが、竹を育てる意味なのでしょうが竹を間引いてあったり綺麗に整備されているので散策しやすく、また地形がよくわかってよかったです。是非このままずっと残していっていただきたいです。
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