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金堂陣屋跡
登城日:(2003.04.27)
所在地: 神崎郡五個荘町金堂
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史 陣屋跡である稲荷神社  貞享二年(1683)に本多忠平が大和郡山藩主として入封した時、近江国内で四万石の所領が与えられました。この内、蒲生・神埼・坂田三郡の所領を管理するため、金堂に陣屋が置かれました。
 陣屋には、代官一名、手代二名、書役一〜二名が常駐し、郡山藩主が交代で在番し、司法・行政を司っていました。「神崎郡志稿」に収録されている陣屋の古図では、長屋門と塀に囲まれて、役所・役宅と土蔵・牢屋・稲荷社があったことが判ります。明治五年に廃止され、敷地は民家に払い下げされましたが、長屋門は西側の勝徳寺に移築されています。

『金堂陣屋跡案内板』より

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資料  

私見 五個荘の街並み  商人の町として有名な五個荘町の商人屋敷の中に、金堂陣屋跡がありました。現在は小さな稲荷神社の中に案内板があるのみで、ひょっとすると見逃してしまうかもしれません。「陣屋通り」の中にありますので鯉が泳ぐ通りばかりに気を取られずにそちらにも気を配ってください(笑)。また陣屋跡の西側の勝徳寺には陣屋門が移築されています。
 美しい街並みにしばし時を忘れさせられます。電柱と電線がほんと、惜しいですね。
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