堀江城跡

　堀江城は、貞治年間（１３６２〜６８）大沢基久が築城したとされているが、基久の父基秀とする説もある。一説には佐田城がこの地にあったとするが、堀江城との混同と考えられている。
　大沢氏は、室町期に斯波氏に属していたが、今川氏の台頭にあわせて今川に属するところとなる。永禄十二年（１５６９）今川義元の死後、家康の攻撃に対し九代基胤は、よく防ぎ、和睦によって以後家康の属することとなった。後に陣屋を構えた大沢氏は、明治までこの地をよく治めた。

 

　遠目からも一番の存在感を示してくれている浜名湖パルパル。そこから延びるロープウェイが浜名湖上を滑るように走ってゆきます。ちょうどその駅あたりが本丸として周囲一帯に堀江城があったようです。南側から見上げると地形が何か城跡っぽいかな？という気もしますが、とても今の状態ではいけませんね。とても中に入ってまで確認はしませんでしたのでひょっとしたら何かあったのかもしれませんが（＾＾；