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米津台場

米津台場跡


登城日:(2008.08.30)
所在地: 浜松市南区米津町
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
よくわからない状態で残る米津台場  この台場は、幕末に外国船が日本の沿岸に出没したので、これに備える目的で、安政二年(1855)浜松藩主井上河内守正直が幕府の命によって武士と付近の農民に築かせた砲台である。当時台場は、東、西、中の三か所からなり、砲身約5.5メートル、重量約2トン、口径人頭を入れるに足りる大砲3門を備え藩主にこれを守らせた。現存するこの台場は、高さ約6メートル、周囲約72メートルの円丘をなしている中台場である。築造当時は、高さ27メートル、全面は全部石積みで突角をなし内部の下層は穴蔵、上部に大砲を備えていた。

『米津台場跡案内板』より

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資料
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私見
米津台場に登ってみました。  浜松駅を南へ車で約10分、高さ6メートルのこんもりとした小丘が見えてきました。案内板が道路に向いていますのですぐに台場跡だとわかりました。よく見ると道路が少し右へ膨らんでから左へとカーブするようになっており、台場を避けてそうなったのかなと史跡中心脳が一瞬でそう結論を下しました(^^;。
 この辺りでは貴重な台場跡です。周囲が細かく諸藩入り組んでいたためにどこかが纏めて台場を作りにくい地域だったというのを聞いたことがありましたが、案内板の文章だけを読んでいてもかなりの規模だったようですね。今の状態で残せるんだったら石積みもそのままにしてくれたらいいのに・・ま、それはさておき台場に登っても海は見えません。今の状態で当時の台場を想像するのはかなり困難ですね。
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