相模台城跡 登城日:(2001.09.01) 所在地: 松戸市岩瀬 |
歴史 |
相模台城は根本城や、松戸城が谷津を経て隣接した位置にある。 これまでの有力な説によると建長三年(1249)に房総三国の守護職北条長時が上総国山辺郡松之郷村とこの地の二ヶ所に城を築いたという。 室町・戦国時代に入ると小金城の高城氏の支配地となり、天文七年(1538)の北条氏綱・氏康と、安房の里見義尭が擁立した小弓御所足利義明との対決がこの地を中心にして行われた。その為あたりには戦死者の魂をまつった塚がつくられたという。 『日本城郭体系6』新人物往来社刊参照
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資料 |
私見 |
相模台城は非常に広範な城域をほこっていたようです。水戸街道東側にある胡録神社あたりを大手とし、聖徳大学、検察庁あたりにまで伸びています。遺構は土塁や、検察庁あたりには空堀らしいものが見られていたとのことですが、一切わかりません。 松戸駅周辺に城跡が集まってりるとしって最初は訪問が楽でいいなぁと思ってましたが、まったく遺構がわからないのはほんと残念です。ただ地形からかつての戦乱を想像することはできました。 しかし、思った以上に隣接しています。それぞれが連動して1つの大きな城砦都市のようになっていたのでしょうかねぇ。
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