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大久保長安陣屋跡


登城日:(2005.04.28)
所在地: 八王子市小門町、産千代稲荷神社
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
住宅街の中に建つ神社には大きな陣屋の碑が  天正十八年(1590)豊臣秀吉から関東移封を命じられた徳川家康は江戸城に入城した。領国経営が急務となった家康は、武田家に仕えていた大久保長安に八王子一円を統治させ、甲斐との国境固めをさせた。長安はその期待に答え、民政の手腕を大いに発揮した。しかし慶長十八年(1613)に長安が没した後、大久保忠隣と本多正信との争いから罪を問われることとなってしまい、長安の遺子は死罪となった。
 大久保氏の後に陣屋には近山氏が入ったがやがて江戸へとその中心を移すようになると次第に八王子の陣屋はその姿を消すようになっていった。

『日本城郭体系5』新人物往来社刊参照

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資料
 

私見
大久保石見守長安陣屋とあります。  大久保長安陣屋は、八王子駅から西八王子駅へと線路脇を進んでいく途中にある神社が建っているところでした。大きな石碑が建てられており「大久保石見守長安陣屋」とあるので非常に分かりやすいです(笑)。
 それにしても八王子駅からの繁華街の風景が一気に閑静な住宅街へと移り変わっていくあまりにも大きいギャップには驚きでした。当時の八王子はどんな様子だったのか長安に聞いてみたい、そんな朝駆けの1シーンでした。
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