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見近城跡
登城日:(2004.05.02)
所在地: 越智郡宮窪町大字宮窪
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
美しい島影はさすがです。  見近城跡は能島城と同時代か或は能島より先に築城されたものではないかと思われるが、水軍城の役目から能島城に重点が置かれ村上雅房公以後は、能島が重視されるようになった。しかし、水軍の島城は重要地と連なる二つの島城を連ねて相協力して警備している所が多い。例えば、武志と仲渡、来島と小島、能島と見近島、甘崎と好味、新居大島と黒島等である。  見近島は東西100メートル、南北広い所で24メートル、狭い所で17メートル幅で囲んで石垣の残る所が十数か所もある。北側の一部に矢竹の大群生を見ることが出来る。西に突出た鼻には組立石棺の古墳も残っているサヌカイトの石片も採集され、井戸水も北側崖下にある。

『見近城跡案内板』より

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資料
 

私見
橋の下に作られている狼煙台  伯方島と大島をつなぐ大島大橋の中間にある見近島にも能島村上氏の城、見近城があったようです。ここに行くには徒歩か、自転車(か125CC以下のバイク)で橋を利用しないといけません。元々その予定はなかったのですが、能島城を見に行った帰りの大島の海岸沿いに案内板がつくられているのに目がとまりました。早速見近島に自転車で乗り込みます。
 島はすでに橋を建てた工事により大部分が破壊されてしまっているようでした。大橋の途中にある休憩所としてのみ存在しているような・・。それでも狼煙台が復元されており、一応城跡であったことを言いたかったのかもしれませんね。城郭体系に書かれているような遺構は当然ながらなし、です。(--;
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