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別所構

別所構跡


登城日:(2008.03.30)
所在地: 佐用郡佐用町口長谷
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
別所構には立派な土塁と空堀があったらしいが今や地面の下。  別所構の詳細は不明である。『佐用郡誌』によれば、天正八年(1580)に居館が構えられ、さらに江戸時代以降にも居館として利用されたという記述がある。
 平成四年度の発掘調査によれば、15世紀から16世紀後半に存続していたと推定されている。

『城館からみた中世の播磨』第8回播磨考古学研究集会実行委員会刊

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資料
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私見
 別所構は、佐用川の東側河岸丘上にありました。といってもすでに埋め戻されているようですので現在確認できる遺構はありません。上記資料によればその構造は東西百メートル、南北五十メートルほどの範囲に広がる居館で、なんと土塁が八十メートルも続き、幅3.6メートルの空堀を持っていたというのですから驚きです。ただし利神城麓にある池田氏の居館とは違い、石垣をもっていないんですね。
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