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枚田城跡
登城日:(2004.11.23)
所在地: 朝来郡和田山町枚田
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
主郭跡を北側から見上げる  枚田城の詳細は不明である。が、枚田氏の城であると言われており、建武三年(1336)の枚田河原の合戦に活躍したようである。その後は竹田城の支城的役割を果たしていたのではないだろうか。
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資料
 

私見
北側につくられた削平地  枚田城の位置は、国道312号線沿いの市御堂城とは反対側の川を越えたところにあります。舌状に伸びる尾根上標高150メートルですので高さ自体はそれほど高いわけじゃありません。旧312号線に設置された「枚田城址」の表示がありますので登城はそこから登ることになります。
 高さこそそれほどないものの傾斜がやたら急ですし、体重を預ける枝が少ないので慎重に登っていかないといけません。
 やがて削平地が二段ほどでてくると、主郭を中心としていくつかの曲輪が配置された連郭式の山城としての姿が現れます。ここから市御堂城がよく見えています。
 が、それ以上は先に進めませんでした。主郭上を大きな木が倒れてしまっていて進路をすっかりふさいでしまっています。ここにも台風の爪跡が今だ残っていました。ほんとでしたら南側尾根には二重堀切りがあるらしいのですが、残念です。
 それにしてもこの枚田城には竪堀が1つもありませんでしたが、ほかの周辺山城とは色が少々異なっているようですね。
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