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堀井城跡 登城日:(2003.01.02→2010.02.14) 所在地: 小野市河合西町字構45〜46番地 |
歴史 | ![]() ![]() 『中世城館調査報告書集成』参照
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資料 |
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私見 | ![]() が、この堀井城はなんとなくオーラが出ています。というのか、絶対にここだ!と直感でわかるんですよ。鬱蒼としげるブッシュがあり、近づくにつれてそこが方形状の地形を構成しており、その周りには土塁があり、さらにその周りには巾2メートル弱の堀跡が綺麗な形状で残っていることに愕然とさせられます。 まぁ明治時代に修築されたからというのもあるのでしょうが、それにしても見事な状態です。よくぞこんなところにあるもんだなぁと変な感動を受けます。周りにあまりにも藪が茂っているのと私有地なので踏み込むことまではしませんでしたが、唯一の侵入路である南側の虎口からは中の様子をうかがうことだけはできるようになっています。なかはフェンス(だったかな)で入れなくはなっており荒れ果てた状態であるように見てとれました。以前は地主の方が住んでおられたのだそうですが、今ではすっかり放置されっぱなしだとか。 また、この堀井城は付近にある小堀城同様に河合城の支城であり、水路で連結されていたらしいです。現在は田圃が広がっているので確認は困難ですが、往時は一体化した利用がされていたんでしょうね。 ![]() ![]() 現地説明会では、5つに区画されたエリアのうち、南西部に建物に伴う柱穴や礎石を支えるための根石の痕跡が見つかっていました。深さ30センチほどでしょうか、それ以上はバラスになっているということで、中世から近世、そして近代が同じ地層を共有していたということがわかりました。遺物がないということですが、今年、そして来年の成果が今から待ち遠しいです。
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