法界寺山上ノ付城は天正の羽柴秀吉軍の三木城攻めの際に築城された陣城の一つである。同六年（１５７８）に築城されたこの城には、宮部善祥房継潤が拠った。

 

　法界寺山上ということで法界寺の裏手から登る道があるんだろうなぁと軽く考えていたんですが、全然わかりませんでした。ですのでここに到達するには大きく迂回をし、ホースランドパークから歩いていくことになります。
　多重土塁跡の標識があるところから約１分ほどで法界寺山上ノ付城の標識がたてられています。が、何もありません・・・
　そうなんです、ここは他の付城群とは違い全然その面影がないんですよ。高台にあるので三木城への眺望はいいんですが、ほんとにそれだけでした。
　法界寺から無理やり藪を掻き分けて登れば竪堀跡が見られるという話もあるんですが・・。