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中村構居

中村構居跡


登城日:(2008.04.05)
所在地: 姫路市香寺町中村
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
土塁がよく残る中村構居跡  中村構居の詳細は不明である。しかし花村将監屋敷とも言われるように恒屋城の家老が拠ったとされている。この中村構居とすぐ南に隣接する居館跡とが恒屋城の山麓居館遺構として知られている。
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資料
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私見
折れを持つ堀跡は素晴らしい 中村構居の土塁  中村構居があったとされる場所は周囲よりも小高くなった丘陵の先でした。居館跡から近づく南側からの眺めが全体を掴むには最適かもしれません。川や居館との間にある田んぼも堀のようになっていますね。
 横堀が非常に良好に残っているのを見ながら西へとあがっていきます。鉤状に折れまがっているのがよくわかるのが素晴らしい!2度折れ曲がっている堀底には侵入を防ぐ鉄線が張られています。近年の改修が行われているんですね(^^;。
 郭に出ると土塁が西、南、東と三方に巡らされています。北西にある高い土塁は櫓台のようです。山麓にある居館、屋敷跡がこのように素晴らしい遺構があるのが分かると、山上の恒屋城への期待が膨らみますね。
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