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大村山ノ上付城跡登城日:(2008.03.20) 所在地: 三木市大村 |
歴史 |
大村山ノ上付城は、天正六年(1578)から同八年まで続いた三木合戦の際に羽柴秀吉が築いた付城の一つである。毛利方からの兵糧が運び込まれるのを防ぐため最も激しい戦いが繰り広げられたのもこの地である。谷大膳、三田新兵ヱ、前野勝右ヱ門らが居たとされている。
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資料 |
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私見 |
平田村付城を西へ、すぐに大村病院が正面に見えてきますので手前を右折、そしてすぐに左へと細い山道を入っていきます。ちょうど病院の裏手にあたるところへ回りこむようにして駐車し、左手のピークを目指します。細い尾根先を南へ進むとすぐに少し開けた削平地が出てきました。小社が祀られていますのでその際の改変なのかもしれませんが、どうやらここが大村山ノ上付城のようです。 南面は藪化していて確認しづらい状態ではありますが、どうも他の付城のように土塁等の遺構は確認できませんでした。地形で見るとここから南へ伸びる緩斜面を降りると激戦の場所に合流することになるのでしょうか。 ここからもう少し北だったかもしれない気もしますが、土採りをされてしまったようで今ではわからなくなっています。現在は山頂から見える三木市内の眺望を楽しむほかはなさそうです。
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