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由良城跡 登城日:(2004.07.19) 所在地: 洲本市由良4丁目、成が島 |
歴史 |
慶長五年(1610)に姫路の池田輝政の三男忠雄が淡路に配された。同十八年より池田氏家老の乾平右衛門がこの地に派遣され、由良成山に新たに城を築城したのがはじまりである。丘陵続き(現在は海が分断している)には安宅氏が居城した由良古城があったことから旧城地も利用したものと考えることができる。 やがて忠雄が岡山に移ると蜂須賀至鎮が入封したが、政治の中心が洲本に移るにしたがい当地は荒廃し、放置されていった。 『日本の中世城館調査報告書集成15』東洋書林刊参照
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資料 |
私見 |
洲本城を見上げながら由良へと進路をとります。美しい緑が静かな波間の上に浮かび上がったかのように見える由良城跡は足を踏み入れずに海越しに見ていたほうがいいかもしれませんね。 と、遠望のみの言い訳をしつつ(笑)ですが、 実質20年程度の由良城は資料で見ても単郭の簡単な縄張りだったみたいです。見所は成が島の西側に石垣の名残りを示す石があるということですが、今もあるんでしょうか・・。 また、ここは明治から第二次大戦時には由良要塞が作られたこともあり、城跡としては完全に壊されてしまってるんじゃないかと思います。行った方がいらっしゃれば詳しい状況を教えてくださいませ。m(_ _)m
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