榎下城跡 登城日:(2003.08.07) 所在地: 横浜市緑区三保町、旧城寺 |
歴史 |
榎下城は、上杉憲清が築いたと伝えられ、自然の丘陵地を利用し、本丸は一段高いところに位置し、内外に空堀をめぐらし、さらに土を盛って土塁を築き、大手口には侵入者をまっすぐ城内に入れないために食い違いの虎口という独特な土塁を築いています。また、東側の堀は谷を利用して箱堀となっています。 上杉憲清の子憲直が永享の乱(1438)に足利持氏に加担し、敗れて金沢称名寺で自決して以来、城主については不明ですが、小田原北条氏の時代にも小机衆の拠る小机城に対して出城の役目を果たしていたとも考えられます。 その後、慶長年間(1596〜1614)にこの地に旧城寺が開かれました。 寺林は、県指定天然記念物に指定されています。 『榎下城跡案内板』より
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資料 |
私見 |
JR横浜線「中山」駅を降り、八王子方面へ線路脇に歩くこと約15分ほどで榎下城の麓につくことができます。左手に鬱蒼と繁った森がありますのでだいたいわかると思います。どうやらこの森が県の指定天然記念物なんですね。 旧城寺の境内への道すがら空堀跡も見れましたし、境内では土塁も確認できます。寺の門がまるで城門のように見えてしまうのは附近にある土塁のせいなのかもしれません(^^;食い違い虎口を確認したかったんですが、ちょっとわかりませんでした。
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