
扇山城へ行くには、国道9号線をJR福知山線「下夜久野」駅東にある信号で南下すること約700メートル。左手にテレビ塔へと遊歩道が設置されているのが見つかると思います。そこを1キロほど歩いていき、山頂近くの鉄塔を東へと細い林道を降り、隣接するピークを登りきったところが城跡です。
遊歩道といってもずいぶん以前に作られたようで、かなり寂しい状態です。とはいえ虫や藪に悩まされることがありませんので楽に登っていくことができました。テレビ塔が近づいてくるとやたらとカラスの声がうるさくなってきます。どうやらこの辺りはカラスの巣となっているようです。山頂直前で90度に左に曲がる箇所がありますので、そこを曲がらずまっすぐに斜面を降りるべく下を覗き込むとかろうじてそこを歩いて降りることができるようになっているのがわかります。そのまま勢いで下り、隣の山への急斜面を登っていくことになります。

この急斜面がきつい!この山城の守りはこの急斜面にあるといってもいいでしょう。やがて堀切や竪堀らしきものが見えてきました。埋まっているのかかなり浅いのでわかりにくい状態です。
そして山頂へ。山頂は東西約13メートル、南北8メートルの小さな郭があります。しかし藪がひどくて確認することが難しくなっています。こんなところに来る人はそうそういないでしょうね(^^;。私は衣川栄一氏の縄張り図がなかったらまず来ることはなかったでしょう。
氏の功績に感謝しながら三方に広がる小さな郭群のうち北側の2つを確認し、あっさりと下山しました。
東側の尾根先を100メートルほど歩くと三段の郭と堀切、竪堀のセットがあるんだとか。どなたか挑戦してください(^^;。