![]() |
![]() |
Check
![]() |
![]() |
龍岡城跡登城日:(2012.07.22) 所在地: 佐久市田口 |
歴史 | ![]() ![]() 注 松平乗謨、田口藩最後の藩主で明治初年大給恒(おぎゅうゆずる)と改姓名 ![]() ![]() ![]() 明治四年(1871)龍岡藩の廃藩にともない廃城となり、建物も一部除いて撤去されたが、石垣や堀は、築城当時の状態をとどめている。 西洋式城郭の様式をとり入れた五つの角をもつ星形の城郭は、函館の五稜郭と同様であって、城郭史上特異な位置を占めているばかりでなく、幕末における海外文化の移入のあとを示すものとして歴史上価値のある遺跡である。 昭和九年(1934)五月、国の史跡に指定された。 またこの場所は、龍岡城の北の入り口にあたり、敵の侵入を防御し、攻撃的機能も兼ね備えた鉤の手状の枡形として良好な状態で保存されており、貴重な遺構である。 『龍岡城跡案内板』より
|
資料 |
【地図を表示する】
|
私見 | ![]() さて、いよいよ龍岡城を散策します。五角形のうち北側を含む3つの角に現在も水濠が残されており、往時の雰囲気がよく残されていました。石垣は天端が少し飛び出ている「武者返し」の構造をもっていますが、ここではその上に作られている土塁の土が落ちないようにという工夫のように見えますね。 ![]() ![]() 城内には御台所が現存していますが、現在建っている場所は解体復元工事の際に移されたもののようですね。そう思って見渡しますと、グラウンドの脇に移動させて、小学校を第一優先としたように見えます(笑)。しかし近年の少子化の影響で、小学校は統廃合も計画されていると聞いたことがあります。いずれどこかに小学校が移るようなことになれば、一気に発掘調査や、復元整備が進みそうですね。想像だけでワクワクしてしまうのですが、田口小学校の出身者や現在通っているお子さんには面白くない話でしたね。スミマセン・・(^^;。 ![]() 地図で見ていた五角形を実際に歩いたわけですが、でも自分の目でその形を俯瞰できないとなんだか物足りないですね。北海道だと五稜郭タワーがありますが、ここにも同様の施設はないのでしょうか。いや、実はあるのです(って実はそれが今回のメインの目的でした)。城の北方約600メートルにある山上から城の全容を拝めるポイントがあるようなのです。またこの山は田口城跡でもあることから、行かないわけにはいきませんよね。詳しいことは田口城のページに譲るとして、そこからの眺望は最高でした・・。苦労があったから余計なのですが、是非ともここをもっと整備して、観光スポットにしていただきたいものです。 ![]()
|