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外波崎台場跡


登城日:(2006.07.09)
所在地: 岡山市西幸西
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
不自然に残る土壇も台場とは無縁のものか(;_;)  外波崎台場は岡山藩が沿岸警備の為に築造した台場の一つである。文久三年(1863)に小串台場を築造して児島湾入り口の防備に備えたものの不十分であるとして、対岸に急遽構築したのがこの外波崎台場であった。

『城郭・陣屋・要害台場事典』東京堂出版刊参照

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資料
 

私見
反対海側からの眺め  現在は工場の敷地内となってしまっている外波崎台場には事前に連絡を入れておかないと見ることができないそうです。私は日曜に突然行ったのですが、警備の方はいい人で気軽に「石碑くらいいいですよ。」と正門脇のその会社の古い石碑を見せてくれました。(^^;;
 台場跡の遺構かと考えられていた土壇はそこから右へ50メートルほどのところにあり、工場の中なのに不自然な印象を与えてくれます。石碑もあるのは見えるのですが読むことは叶いませんでした。
 ちなみにこの土壇は台場の方形囲繞土塁の一部かと考えられていたのですが、1989年の発掘調査では現代のものであることが判明し、もはや当時の状況はうかがい知ることができなくなっているようです。
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