唐崎台場跡

　唐崎台場は、元治元年（１８６４）四月、高槻藩によって築造された。同年三月に築造された大塚台場同様に、藩内を警備する目的で造られたものであろうか。『唐崎大塚村領淀川御台場開発図』によれば、五間ｘ十間の規模で図示されている。

 

　唐崎台場や大塚台場の存在を知ったのは、梶原台場を調べていた時でした。レンタサイクルで跡地とされる芥川河口の左岸にやってきましたがゴルフ場になっていました。まぁ高浜台場もそうでしたし、詳細が不明な高槻藩の台場ではとても遺構が残っていることはないのでしょうね。時期的に付近では慌ただしくなりますが、戦いに巻き込まれることはなかったのでしょうか。とりあえず大塚台場跡にも行ってみようかな。