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永原御殿跡登城日:(2008.09.21) 所在地: 野洲市永原 |
歴史 | 永原御殿は、徳川将軍が上洛の際に利用する宿泊所のことであり、御茶屋御殿とも呼ばれる。徳川家康から三代家光までが利用したが、貞享二年(1685)に廃された。近江では永原御殿のほかに伊庭御殿、水口城(御殿)、柏原御殿が設置されている。
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資料 |
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私見 |
永原御殿は、遠目から見ても鬱蒼となった森が非常に見つけやすい状態になっていました。脇にある土安神社に駐車させてもらうとぐるりと一周を試みます。ここは本丸と二の丸、三の丸までを持つ広大な御殿、いや平城だったところです。現在も周囲にはそれとわかる堀跡がよく残っており、往時の規模を想像させてくれますね。 残念ながら内部には入れませんでしたが、どうなっているんでしょう。南側に来ていた時に偶然堀跡を畑としている地元の方に出会い、「そこに石垣があるから見ておいで」と教えていただけました。 近くにある浄専寺には城門が移築されていますので、そちらもチェックしてきましたが、残念なのはせっかくの案内板がお寺の庭木でほとんど読めません。もうちょっとなんとかして・・(^^;。また草津市内の芦浦観音寺には御殿が移築されていますのでそちらにも足を向けてみられるのもいいでしょうね。野洲市歴史民俗博物館には永原御殿の復原模型があるようなので先に往時の姿を頭に入れてから現地に赴くのもいいかもしれません。
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