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伊庭御殿跡登城日:(2008.09.21) 所在地: 東近江市伊庭町 |
歴史 |
伊庭御殿遺跡は、江戸時代のなじめ、徳川将軍が江戸と京都を往復する時に利用した休憩所の跡で、発掘調査で見つかった石列や井戸跡、今も残る指図(設計図)などによって、どのような間取りがあったかがわかっています。また設計者は、国宝二条城二の丸御殿(京都市)などをつくった小堀遠州(滋賀県長浜市出身)であることもわかっています。 このように伊庭御殿遺跡は、建物の構造や設計者がわかる、たいへん貴重な遺跡です。 現在は愛宕神社の御旅所として、また住民のゲートボール場として活用され、石垣だけが当時の姿を今に伝えています。 県内には、おなじような施設として、水口城(水口町)、永原御殿(野洲町)、柏原御殿(山東町)があります。 『伊庭御殿跡案内板』より
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資料 |
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私見 |
JR「能登川」駅から約1キロほど南へ下がった線路脇の山裾に伊庭御殿跡がありました。現在はゲートボール場や神社となっています。ゲートボール場の周囲に3段ほどの石垣が残っていますが、改めて考えてみると贅沢なゲートボール場ですね。(^^;
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