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曳馬城

曳馬城跡


登城日:(2008.08.30)
所在地: 浜松市中区元城町、元城東照宮
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
東照宮が建つ曳馬城  曳馬城(引間城)がいつ頃誰が築城したのかは明らかでないが、『宗長手記』にある吉良氏被官の巨海新左衛門尉が有力視されているようである。やがて今川氏領となり、代々その配下の者が城主を務めた。永禄十一年(1568)に徳川家康によって落城したのちは、南西方面に拡張され、やがて浜松城の一部に吸収された格好となった。

『中世城館調査報告書集成』東洋書林刊参照

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資料
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私見
東照宮が建つ場所は独立した小丘となっています  現在の浜松城跡とされている公園から北東方面にある小さな東照宮に曳馬城の石碑が建てられています。周囲と独立したかのような段差があり、いかにも小さな城跡がそこにあった雰囲気を感じるのは気のせいでしょうか。浜松城の古絵図ではここは古城として郭が四つならんで表現されており、それぞれ土塁でめぐらされていたようです。現在、東照宮の境内にたつと社の周囲にわずかな土盛りがあることに気付きます。違うでしょうけど、それを目にしただけでなんとなく往時の土塁を想像してしまいます(^^;。
 そういえば浜松城から見て北東方面にある東照宮・・これって浜松城の鬼門除けの役割も果たしていたのでしょうか。
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