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勝間田城跡登城日:(2007.08.25) 所在地: 牧之原市勝田 |
歴史 | ![]() 元弘の乱(1331)には、河内(現在の大阪府)の赤坂城、千早城の攻防に一族が攻撃側と守備側の両陣営に分かれて参戦していることが記録にみえる。 ![]() ![]() 応永年間に勝間田定長が築城したと推定されているこの城は、中世の代表的な山城で、牧の原台地に連なる尾根を巧みに利用して曲輪、土塁、堀切が設けられ、南東部の尾根には他の城跡に例を見ない鋸状の堀切が見事に残っている。 文明八年の落城後、この城が再び使われたとする記録は見当たらないが、遺構からはその後に手が加えられた形跡が認められる。 『勝間田城跡案内板』より
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資料 |
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私見 | ![]() 勝間田城は南北に伸びる尾根上に展開された城で、左右の沢が迫ってきているような地形となっています。大きな郭と土塁囲いで形成された北側の城と、主郭を含む小さな郭と堀切で構成する南側の城となっていて実に興味深い城です。 ![]() 南側の郭群は歩いていて楽しいですね。私の好みの山城です。南側の郭脇を抜けさらに南へと歩いていったのは「一騎駆け」と呼ばれる部分を目にしたかったからなんですがちょっとよく分かりませんでした。 時代の変遷を感じさせる構造を持つ勝間田城は散策していて非常に楽しい城でした。8月の暑い盛りに来てしまったのがもったいなかったですが、もっと下草がなくなった頃に来ると遺構がよく確認できてますます迫力が出そうですね。ここはお奨めです。
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