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雁金城跡 登城日:(2004.03.20) 所在地: 鳥取市湯所町 |
歴史 |
◆平和塔解説 ここ雁金山は(標高136メートル)久松山北の尾根続きに位置する。 現在ここの山頂にそびえる平和記念塔は、昭和三十四年(1956)に建立されたもので、相輪十三段、高さ十六.五メートルの白い塔である。 この塔は、昭和二十七年の鳥取大火を契機に、天災地変から免がれ、平和を求める市民のよりどころとなるよう市内七十ヶ寺などが中心となった建立奉賛会が計画したものであり、全国各市から寄せられた善意と併せて建立されたものである。 これは、さかのぼること天正九年(1581)羽柴(豊臣)秀吉の鳥取城攻略当時の古戦場(雁金城)であり、また、慶長八年(1603)の200戸を焼く大火など、天災地変及び久松山の鳥取城を血に染めた。無名の戦士等もあわせて、その霊を慰めるための塔となっている。 今日、平和への願いをこめて、夜の闇に白く浮かび、しずかに市内を見守っている。 『雁金城跡案内板』より
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資料 |
私見 |
雁金城跡があった雁金山は、久松山尾根続きの西側に位置しています。NTT西日本の建物の交差点から細い登り道をあがっていくことになります。途中の墓地の空きスペースに駐車し、登城口まで歩くことにしました。 登城口からはチェーンが付けられているほどの少々悪路となっています。まぁ山城跡と考えればなんのことはないのですが、平和塔まで付けられた展望台となっているところへ行く道としては意外な状態でしたね。 約5分ほどで山頂に到着、予想したような状態で遺構を確認できるようなものではなくただ久松山を眺めながら天正の時代の吉川経家に思いを馳せるだけでした・・。
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