御城浜台場跡

　御城浜（御城浦）台場は、安政元年（１８５４）に小浜藩が築造した台場である。小浜城付近には御城浜のほかに海手浦、河崎、川崎、松ヶ下、八幡下の五ヶ所の台場が次々と築造されていった。その様子は安政五年（１８５８）に小浜藩領へ幕府の巡検使が来た時の『巡検使案内心得書写』に記載されている。

 

　御城浜台場は、小浜城に西方２００メートルほどの浜に築造されていたようですが、現在は埋め立てが進み、おそらく雲浜小学校の南方の道路やその脇の窪地あたりになるのでしょうか。小浜城に一番近いことからかなり重要な拠点であったのかと思うのですが、ここよりも川崎台場が第一とされていたようですね。まだあまり詳しい資料を読み込めてませんので、このあたりの状況が今ひとつイメージしづらいです。（^^;