西条東城跡 登城日:(2001.02.11) 所在地: 板野郡吉野町西条 |
歴史 |
西条東城は一条神社の近くにある天守台と呼ばれる小高い丘のあたりが城跡らしいといわれている。築城したのははっきりしていないが、三木左近将監備前守春之が秋月城の支城として築城したという記録がのこっている。 天文年間には岡本美作守清宗が居城し、勝瑞城の主君細川持隆に仕えていた。清宗の娘は持隆の側室となったが、傾国の美女として長宗我部元親の侵略を招いたといわれているほどである。その後天正十年(1582)八月、元親により落城した。 天正十四年(1586)、蜂須賀家政がこの城を阿波九城の一つとして修築し、家臣森監物に守らせたが、のちの元和元年(1615)の一国一城の令により寛永十五年(1638)に阿波九城は廃城となった。 参考文献:新人物往来社刊『日本城郭体系15』
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資料 |
私見 |
消化試合のような城攻めになっています(笑)が、ここもすっかり神社攻めとなっています。しかし一時は阿波九城のうちの一つにまでなっていたとはとても想像できないありさまですねぇ。
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